murmurbooks

今日の編集部

0407|フォーメン3号もうすぐ発売

 

 

 

 

みなさま、こんにちは!

 

今週は、フォーメンのデザイナー担当

飯田将平さんが美濃に来てくださって

カンヅメ仕事。

大変なスピードで入稿作業をすることができました!

 

ああ、あともう少し!

 

もう、長く、編集者の仕事をしてきましたが、

今回は、もう編集者の仕事を引退してもいいかなと

本気で思っているほどです。

 

今回、『都市を滅ぼせ』を著した

中島正さんの追悼特集を

当初より拡大してお届けするのですが、

(制作中にお亡くなりになった関係で、

追悼文などをいただき、インタビューも増量してお届けする関係で、

大特集となりました)

これが、本当に、本当に、むずかしい内容でした……

 

 

一体どう表現したらみなさまに伝わるのか!!!

 

悩んで悩んで悩んで悩んで悩みました。

 

考えて考えて考えて考えて考えました。

 

で、できたものは、完璧ではないけれど

(中島正さんの本を読んでいただくしか完璧ということはないのですが)

でも、自分たちの力は出し切ったかなという意味で、

もう引退してもいいかな、という気持ちなのです(本当に)。

 

もうひとつは、内容に本当に影響を受けたということ……。

 

マーマーマガジンをつくるたびに

その取材対象に、いつもいつも影響を受けて

ここまで来たのですけれど、

中島正さんは、「都市化が都市の人々を滅ぼす」と

訴えた人ですが、

読めば読むほど、考えれば考えるほど、

理にかなった理論なのです。

 

一見、過激! えー無理!! わかるけど無理!

となるんだけれど、

だんだんだんだん効いてくるんだな、、、ボディブローが、、、、。

 

都市というものが何か。

そして、

都市がどういう構造を持っていて、

どういう存在で、どういう特徴なのか。

そして、

中島正さんが、

それに対して、どういう方法があるよ、といっているのか。

 

中島さんの主張は一見厳しい。

その解決策も、「え! そんなことできるの!」と

都会生活に慣れたわたしたちには思えてしまう部分もある。

 

でも、その根底には、自然や人への

もう信じられないくらいの深い愛情が横たわっていると思うのです。

 

マーマーボーイ&ガールなら

きっときっとわかってくださる!というふうに思っています。

 

(めちゃめちゃおもしろいです。

そうそう、天然生活の編集長さんもおもしろい本だったよねーと

こないだ話してくれました! わかってくださってすごくうれしかったです!!)

 

というわけで、

影響受けまくった結果、

もう、編集者もいいかな、、と(笑)!

 

のんびりやろっかなーという気分です。

 

いや、山や川がせっかく近い場所に越してきたのに、

パソコンに張りついて仕事してばかりじゃあねえ、、、

 

いよいよ、美濃でみの虫生活

はじめようかなあというふうに思ったりしています!

3年目となった今年こそは!

 

マーマーマガジンならびに

まぁまぁマガジンのスタッフたちも、

移住とまではいかないにしても

田舎と行ったり来たりする生活を夢想してみたり、

実際に、みんなでシェアハウス借りる計画を立てたり

しているところです!(いいでしょう)

 

すごく影響を受けてる!!!!

 

 

なんかね、思想信条がどうのこうの、

とかより(そんなの関係ねぇ|小島よしおさんのように足と手を振りながら)

こう、畑をやったり自分たちで使うものは

できるだけつくったり、といった、自給的な暮らしこそ

おもしろそうだな、と。豊かそうだな、と思うのです。

で、残った時間で

文章書いたり、時々雑誌をつくったりする。

最高!

 

まあ、簡単に言えば、

正さんが言おうとしていたことは、

そういうことなんだよな、って。

 

わたしたち、

いちいち「こうするべき!!」とか、「働かねば!!」と思ってるけれど

本当のところ、どうなんでしょうか?

 

頑張らなくては! 攻めてくる!

しっかりしなくては! ○力増量!!

 

って本当に!!?!?

 

現代人が使っている「頭」を

もう少し、本当の全体性のために使えたなら、

もっと、もっと、暮らしは豊かにたのしくなるのかもしれません。

主導権が、自分の手元に戻ってくるというか。

 

 

まあ、全部が全部とはいわないけれど

マッチポンプみたいなことが多すぎる気がするし、

あと、もうあれこれ考えたくない! 1と5と8でいい!みたいな、

反知性主義的な、

びっくりするほど短絡的な思考があちこちで見られて

人間が疲れすぎているような気もしています。

 

今回のフォーメンが、

自分の立っている場所を再度確認し、

そうして、さて、自分はこれから

どういう豊かさを得ていこうかと考えるための

きっかけになったなら本当に本当にうれしいです!!

ガールにも本当に読んでいただきたい!!!!!!!(鼻息マックス)

 

わたし自身は、

中島正さんの著作を読んで、

最初、ガーンとなって、

でも、そうは言ってもなあ、となって、

でも、時を経るごとに、

反論の余地なし、

あまりに理にかなっている、

と感じるに至っています。

 

これが、読者のみなさんに

どれくらい伝わるかどうか、

これは、本が出てからしかわからないし、

今回は、難しいかもしれない、難しくないかもしれない。

 

ただ、並々ならぬ迫力で、

お届けするというのは事実です。

 

 

東京へ行った時、

AYAちゃんと福太郎さんと打ち上げをしたんです。

トークショーの。

 

で、born to be〜か、ということをいい合うという

大学生みたいなおしゃべりをしてたんですが

(深夜のバーでのお話です。お許しください)

 

AYAっぺは、

sing

 

福太郎さんは

文字どおり

wild

(いうねえ! それとももう眠かったのかな)

 

私は、

punk

 

と、いっていました、、、いつの間にか、、、

 

パンクたれ、、、わし、、、、

 

 

 

 

そのほかのページも

ものすごく充実しています! 3号目にして!!!

 

中島正さんの特集の流れで、

「iai」の居相大輝さんの暮らしを

われらがマーマー男子編集者、

岡澤浩太郎さんによるインタビューと

写真家山本康平さんによるうつくしい写真でお届けします!

 

そして

医学博士の稲葉俊郎さんも登場!

 

先ほど稲葉さんのブログを読んでいたら、

少し前の福太郎さんと同じようなことをいっている箇所が

(最後のところです、、)あって

感動しました!

 

 

 

女性性も含めた男性のあたらしい意識の世界を

マーマーマガジンで、紹介していけたらと思っていますよ!

 

そうそう、男性と男性のカップルの

里子のニュースにも、きゃあ!!!!となりました!!

なんとグッドニュースなのでしょうか!!!

 

いろんなことはありますが、

あたらしい時代に突入しています!

 

次なる選択を

自然に迫られる、

そんな時もこれからは来るのかもしれません。

 

 

マーマーマガジン編集部は、

もっぱら畑、そして田んぼ、、、

といったところでしょうか。

 

まさかまさか、

数年前まで、自分が

こういう生活をすることになるなんて

思っていませんでした。

 

何があるかわからないのが

人生なのかもしれません。

 

おまけ

 

The Slits w/ Vivien Goldman|Revolution

‪The Slits w/ Vivien Goldman – Revolution

 

 

AYAちゃんの家で、

レコードをあれこれ聴かせてもらうという

贅沢な時間があり!

 

Vivien Goldman、服部さんに似てるーといっていただいて

チェックしてます。

こんなの聴いたら

ベース弾きたくなりますね!

 

 

 

さて!

美濃は明日明後日と

パンク祭り!じゃなかった

美濃祭りです。

 

わたしも町なかをブラブラとしていると思います!

もしいらした折にはお声がけくださいませね!

(エムエム・ブックスみのは、土曜日は臨時休業。

日曜日はオープンします!)

 

おみこしの掛け声は「おいさーおいさー」でございます。

 

あ、美濃は桜もいい感じです!! もうすぐ満開くらいかな?

 

体調を崩していらっしゃる方が

びっくりするほど多いのですが、

春は肝臓の毒出しの季節だそうです(怒りもでて来やすいですね)。

 

感情を出すことも大事だけれど

でも同時に、あまりそれにとらわれすぎないことも大事かも。

 

ああ、肝臓の季節で、わし、怒ってるんだな、

というふうに、そんなふうに思って、

やり過ごすというのも時には大事かもなと思っています。

 

では、みなさまよい春の日々を!

 

 

もひとつおまけ

にゃろめ

 

 

 

 

 

 

 

 

服部みれい、ど、え、した!

 

 

 

 

チャオ節