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今日の編集部

1116|ことばの世界

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みなさま、こんにちは!

 

大好評いただいております

日めくりッ コンシャスプランカレンダー2017』の

増刷分の一部が納品され、お待ちいただいております、

ウェブショップmmbsのお客さま、

全国のお取扱店さまに昨日から順次お送りしております。

 

カレンダー、また手帖も

エムエム・ブックス販売予報によると、

今年中には、完売御礼!と出ております!

(ポケマーも現在増刷中です)

 

「昨年、ほしいときにはもうなくなってしまっていて……(涙)、

今年は早くゲットしました!」というお声を多くいただいております

特に日めくりカレンダーも手帖も、

気になる方はぜひ、お早めにお求めくださいませ!

 

2017年1月1日に、みなさんと一斉に(?)ぺりっと

1枚めくれること、また手帖を使いはじめられること

(早い方は12月からかもしれませんが……)

たのしみにしております!

 

 

日めくりカレンダーの発送のあとには、

大リニューアル(!)した、詩とインタビューの雑誌

『まぁまぁマガジン』22号が納品され、

ご予約注文いただきましたみなさまはじめ、

全国のお取扱い店さまへ、はりきってお届けしてまいります!

 

みなさまのお目にかかれる日が、本当に……ああ、たのしみっ!

 

 

今回、詩とインタビューの雑誌に大リニューアルした

『まぁまぁマガジン』(誌名もあたらしくなりました)!

 

わたしもあらためて、自分にとって「詩」とは?と、

考えてみました。

 

「詩」との出合いは小学校低学年。

校舎の廊下に貼りだされていた、谷川俊太郎さんの「生きる」

という詩を、その前を通るたびに気ままに1行読んだり、

その前にじっくり座って、何度も何度もこころの中で

朗読したことを覚えています

(それが今回、谷川俊太郎さんに詩を書き下ろして

いただけるなんて……感涙!

子どものころに詩の世界を見せてくれた方の

書き下ろしの詩を拝読するということは、

とても尊くあたたかい体験でした)。

 

実はそのあと、すっかりスポーツ女子になってしまい、

しばらくは特に「詩」の記憶がないのですが……。

 

でも、毎日、日記を書いたり、

友だちと交換日記をしたり、

遠く離れた友だちと文通をしたり、

好きな歌の歌詞をまるごとノートに書き写したり、

何かことばを選んで、そこから連想する絵を描いてみたりと、

何かと、ことばに触れることが好きだったなあと

あらためて思い返しています。

 

学生時代は法律の勉強をしてみたり、

弁論大会に出てみたり、

教育の勉強をしてみたりと、

やはり、ことばに触れていました。

 

社会人になってからは、日本語の勉強をして

「外国語」としての日本語を勉強したり、

日本語を外国人に教えたり、

英語を学んだり……、

うーん、やっぱり「ことば」が好きなんだあと実感◎

 

 

思い返してみると、今までは、ある側面から捉えた

「ことば」に興味があったように思います。

 

たとえば、

「鍋」という単語について……、

道具としての、食事をつくるための「鍋」、

食べものとしての、ぐつぐつ煮えた「鍋」、

“する”をともなって動詞になる「鍋」、と、

本来の「鍋」ということばが持つ意味から派生して、

今や「鍋食べる」まで通じるようになっていることに

思いをはせてみたり。

 

「ら抜きことば」がふつうになってきている

世の中に思いをはせてみたり

(「ら抜きことば」って、“食べられる”を“食べれる”と

いったりするのですが、どこか方言っぽい気が……。

もともと、方言が広まってのではないかなあと

勝手に思っています)。

 

以前、日本の製造工場の技術を学ぶために日本に来ていた

技能実習生に日本語を教えていたとき、

「先生! “~だもんで、…(岐阜弁)”は何ですか?」と聞かれ、

「“~ですから、…”です!」と答えたとき、

ハッと、ふだんわたしたちが話していることばは、

けっこう“しゃべる用”であることに思いをはせてみたり。

 

……と、ことばのなりたち、そのことばの持つ特性、

使いかたなどに興味をもっていました。

 

そんな中、何の意識もしないで

今回の『まぁまぁマガジン』22号に触れたとき、

いろんな意味で衝撃を受けました!

わたしの中のことばの世界がわっと広がったような感覚!

 

「詩」を通して、

自由なことば遣い、

気持ちを細かく表現するためのことば遣い、

音をたのしむことば遣い、

など、ことばの世界がより広く深く感じられたのです。

 

編集長の服部みれいが以前、雑談の中だったけれど、

国語力を極め、極め、極めていくと、

霊的な世界に到達するはず、と

話していたのを思い出しました。

 

わたしにとって『まぁまぁマガジン』22号は、

ことばの世界を、よりうつくしく感じさせてくれる存在でした!

これからも読むたびに、あたらしい印象が加わっていきそうで、

とてもたのしみです。

 

読む方によって、いろいろなお声を聞かせていただけそうな

『まぁまぁマガジン』22号。

みなさまからのご感想も、ぜひぜひお聞かせくださいませ!

 

 

なお、ウェブショップmmbsでは、

下記日程にて、ご注文いただきましたお客さまに

お届けをしてまいります。

 

◎11月11日(金)までのご予約注文の方

→18日から順次お届け

 

◎ご予約期間外にご注文の方

→11月下旬から順次お届け

 

また、全国のお取扱店さまでは、

発売日25日(金)に並びはじめます!

 

みなさまぜひぜひ、お求めくださいませ!

 

 

 

(やまだともみ)