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今日の編集部

編集部ランチ|永遠のヨギー|この世界のこと

 

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みなさん、こんにちは!

金曜日担当の、服部みれいです。

今日はアップがおそくなってしまってごめんなさい。

 

編集部は、ようやく、ようやく!

東京に編集部があった頃のように、

編集部ランチが復活しました。

 

これまでキッチンや食べる場所の環境が

整わず、かないませんでしたが、

もちまわりで、料理をつくれるようになりました。

 

『暮しの手帖』の花森安治さんが、

食事をみんなでとっていたという話をきいて、

また、うちで働くアルバイトさんなども、

コンビニなどで食事を済ませるのではなくて、

マーマーマガジンらしい食事の体験が

できるようにとはじめていたことでしたが、

この美濃で、またスタートしてあらたなよろこびを体験しています。

 

まず! みんなが自分で育てた野菜で(ワオ!)

料理ができるということ。

これは、想像以上に、わくわくする、ありがたい体験です。

 

全員で、9人、10人くらいで食事をとるのですが

それもまた、おもしろい経験です。

 

「同じ釜の飯を食う」ということばがありますけれど、

何でしょうか、これだけの人数で食事をする、という行為は、

「物質的にそういうことをしている」という体験を超える行為ですね。

 

こう、ちょっと、どこか霊的なエネルギーも共有するような。

 

おもしろいです。

 

(なお、食事の時間は、穂高養生園さんを真似して、

10時半からとしました。ショップスタッフも一緒に食べられたらと思いまして! これがなかなか新鮮な体験です。

で、夕方早くからおなかがすいたら、できるだけ早く

家に帰りましょうね〜☆という作戦です。うふふ)

 

そうそう、

大勢で食事をするといえば、

 

『聖者たちの食卓』

 

という映画がありました!

 

黄金寺院で饗される10万人の無料の食事——。

 

静謐な意識が全編を流れるうつくしいドキュメンタリーでしたが、

同じく、ドキュメンタリーで

すばらしい映画を、最近観ましたよ!

 

『永遠のヨギー ヨガをめぐる奇跡の旅』

 

 

 

マーマーガール&ボーイならおなじみ

『あるヨギの自叙伝』で有名な

パラマハンサ・ヨガナンダにまつわる長編ドキュメンタリーです。

 

わたしは、わけあって、約2回続けてみたのですけれど、

すごく凝ってる。映像が! とにかくうつくしかったです。

 

絶妙な構成で綴られているドキュメンタリーなのですが、

観て行くうちに、なんだか背筋がしゃんとしてきて、

途中からは瞑想しているような気分でした。

 

わたし自身は、TM(瞑想)という、瞑想を

もうずっと実践していますが、

あらためて瞑想の大切さを振り返るきっかけになりました。

純粋意識に触れる大切さを……。

 

かつ、なんだろうな、

求道的に無に向かって行く姿というか、

スワミのたたずまいに、

あらためて、その姿の尊さについて思いを馳せました。

 

そうそう、サマディに入ったときの

ヨガナンダの目がすごかった!!!!!

人ってすごいです。

死をも凌駕できるのです。

聖者たちは、そんなことを、やさしくあたたかく根気づよく

教え続けてくださっているのですね。

 

これはもう、宗教とかそういうことをゆうに超えた世界です。

(ヨガナンダは、宗教ということばをつかわずに

科学ということばで説明したところも頭がよかった!!

現代人の「宗教」アレルギーはすごい。

ついこのあいだもそのことについて考えていたのですが、

ひょっとすると、この世界全体が「宗教」「カルト」的に

なっているからなのかも、と思ってしまったりしました!)

 

 

サマディといえば、

『奇跡はいつも起きている 宇宙を味方にする方法』

(ヨグマタ 相川圭子=著 大和書房=刊)を

高知にいるSさんという女性が送ってくださって、

ちょうど読んでいたのですけれど、

この映画とこの本がシンクロすることも多くて、

気づきもたくさんありました。

(Sさーん、パソコンなど観ない生活だと思うけれど

ありがとうございました! うれしかった!)

 

なお、『あるヨギの自叙伝』は、

スティーブ・ジョブズが自分自身のiPadに

唯一ダウンロードされていた本なのだそう。

マーマーマガジンのまわりの方々にも愛読者が多いです。

わたしは、途中まで読んで、まだそのままなのですが、

「特別大切な本の本棚」に、いつも収まっているのがこの本です。

(『ヒマラヤ聖者の生活探求』とともに……)

 

映画には、ジョージ・ハリスン

(ビートルズのなかでも、大好きな人のひとりです)や、

マーマーマガジンでもおなじみ

ディーパック・チョプラ氏も登場しますよ!

 

 

本当に、つくづく、

昔なら、聖者など特別な人にしかひらかれていなかった知恵が

世の中に広がる時代になったのだと

この映画の公開と人気についても思いました。

思っているよりも、

人々の意識って拡大しているのかもしれませんね。

 

 

 

マーマーマガジンでも、

フォーメンの創刊号で、

不食の弁護士・秋山佳胤さんが、

「世界の72億人の世界の人々のうち、

66億人くらいの人の意識が、

愛と調和の意識に変わったのだそうです」と

お話してくださったのですが、

先週末の参議院選挙を経て、

正直、もんもんとしてしまったんです。

 

わたしも、ずっと愛と調和の方向に

全体としては変わってきている、という確信があったのですけれど

「あれ? あれれれ?」となってしまった。

こんなに愛と調和の世界になっているのに、

この結果!?!?! えーって。

わかっていたけれど、えーってなりました。

わたしのまわりでは

「どんより」「なぜなの」「ためいき」「ありえん」など

そういうムードでいっぱいでした。この1週間。

 

でも、先生のインタビュー、もう少し読み進めたら

「残りの5、6億人の人が

恐怖心から行動している。

マスコミもこの5、6億人の人々」

という箇所があって、

ああ、本当に、ごくごく一部の人の「恐怖心からの行動」に、

右往左往してしまったな!と思ってしまったのです。

 

 

ぜんぜん関係ないのですが、

ちょっと前に、

あるうちのスタッフさんや、

美濃にあそびにきてくれたKちゃんという女性に、

こんな話をしたことがあったのです。

 

◎自分ごととして、仕事にとりくむ

◎全力を尽くしてやってみる

◎仕事上で責任を負う

 

たいてい、人に対していうことって

自分に対していっていることなんですよね。

つまり、最近人に話していたこと、アドバイスしていたことって、

自分にいっているメッセージなんです。

 

わたし、今回はっとしたんです。

本当に、政治のこと、社会のこと、

どこか人任せだったなって。

本気で100%自分ごととして、とりくんできたか?

否、はずかしながら、そんなことぜんぜんありません。

 

でも、自分のことですものね。

自分のことだし、自分の大切な人、

そしてそれにつならぬすべての人たちのこと。

 

もちろん、大切に考えていたけれど

どこか全力投球じゃなかった。

反省しました。

 

もっともっと主体的に関わって、

考えぬこうと思いました。

そう思わせてくれた、このスバラシイ世の中の状態に

感謝したいと本当におもいました。

 

悪役は天使かもしれません。

安直なポジティブシンキングではなくて。

 

今回、このタイミングで、ヨガナンダの映画を観たのもよかったです。

ガンジーとか、東ティモールで独立を勝ち取った人たちもそうですが、

本当に、びっくりするような長い年月がかかっているんです。

 

ヨガナンダも、めちゃめちゃ誤解されて、

バッシングもすごかった。

でも、たんたんと、自分の道を歩んでいきました。

 

参議院選挙くらいでなんだ! ヨガナンダ!

 

 

 

 

……。

 

 

 

 

……。

 

 

 

 

 

(すみません、冗談いっている場合じゃないですね)

 

 

ああ、あとそれと、

今回、わたしが傷ついたのが、

もう、大勢の人が大勢の人をあからさまにバッシングしている姿で、

いつから人は、人にこんなに厳しく、いじわるになったんだろうって

かなしくなってしまっていたんです。

 

人を責めるって、自分も同じように責めているってことなんですよね。

それが本当にしんどくて。

 

特に、若い人たちが、Aということを指示して、

でも、そのAという方向性じたいが、

自分自身たちのいのちをないがしろにする装置となっている、

ということにも愕然としました。

 

自分たちで自分たちを引きずりおろす、

そういうシステムがすっかりいつのまにか完成してしまっている。

しかもAを指示する人たちは、

すっかり、いい気分というか、正義感でいっぱいなのです。

 

 

で、ね。

話を戻すと、

 

先日、ある人物Bさんに

「Bさんのこと、ある人たちがすごくほめてたよ、かっこよかったよって」

とBさんに伝えたら

「うん、みんな、自分のことを好きだと思ってると思う!」と

自信満々にいうので、

「へえ! Bさん、あんたなんかキライ!!!」っていわれたことないの?

ってきいたら

「それも好きってことでしょ」とひとこと……。

 

いやー、おみそれしました。

 

そういうわけで、

きらいきらいも好きのうちなんですね。

気になってしかたがないのよね……(うふふ)。

 

 

ということで!

 

 

わたしは、憲法の勉強を

一からはじめることにいたしました。

 

憲法って、国、国家権力に歯止めをかけるためにあるんですよね。

 

そういったことから

あらためて、しっかり理解していきたい、

そうして、自分が、

ちゃんと主体的に、主人公になって、

世界と向き合うことにしました。

 

人任せじゃなくて。

 

今週は、いろいろな方と対話しましたが、

それも本当によかった。

報道に右往左往していた自分が

もとの軸に戻されました。

みんな、わたしのまわり、知っている人は

みんな、愛と調和の世界に入っています。

それがあらためて確かめられました。

 

大切なことは、個人個人がしっかりと自分自身を生きて、

そうして、個人どうしがしっかりつながることだなと思います。

 

マーマーガール&ボーイは

おおくを語らずとも、

根幹には、同じような精神が流れているのを感じます。

だから、どうかどうか、安心していてくださいね。

 

そうして、

今回、ヨガナンダや、ヨグマタ相川さんの本を読んで思ったのですが、

拡大した意識の世界、

きめ細やかなな周波数のものに

触れ続けることだと思います。

 

それが本当に大切!!

 

そういった本を8月には

エムエム・ブックスからみなさまにお届けできそうです。

先にも登場した

秋山佳胤さんのエッセイです。

 

この1週間、う〜んとうなっていたことの答えが

この本に全部書かれていました!!

疑問に思ってから、ちょうどゲラチェックがあったため、

答え合わせしているみたいで、

感激してしまいましたYO☆

 

参考になったらうれしいです!

 

またみんなでなにかゆっくり語り合うような

そんな機会も設けられたらすてきですね。

 

8月には1回だけ、

今年お休みしているお話会を

美濃で行う予定にしています。

 

また詳細きまりましたら

おしらせします。

郡上八幡の徹夜踊りなどとあわせて

ぜひ美濃にあそびにいらしてくださいね。

 

年内は、この1回と

あともう1回あるかないか……(たぶんない)という感じです。

 

どうぞ、おたのしみに〜♪

 

 

ではまた来週お会いしましょう。

 

追伸

先週の土曜日、パソコンが全壊しまして、

フェイスブックのささサラダ部が、更新できていません。ごめんなさい!

わたしの意識? 感情と完璧、パソコンがシンクロしてしまいました。あはは。

もうすぐ復活できそうです。

 

 

ではー

 

 

チャオ見