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今日の編集部

川合優さんの工房へ

 

川合優(かわい・まさる)さんは、

岐阜県生まれの木工作家さんです。

 

「エムエム・ブックス みの」にいらしたことのある方は、

川合さんの作品を目にされているはず。

 

そう、店内の随所で、川合さんの作品を

使わせていただいているからです。

 

棚、レジ机、お釣りのお皿、姿見、などなど

神聖な感じや、清廉さのある家具や小物たち。

 

お店の入り口の盛り塩に使っている、

ヒノキやスギをうす〜く削ってつくられた「経木の蓮弁皿」は、

自分の家の盛り塩にも使わせていただいています。

 

造形的なうつくしさはもちろんですが、

見ていると、こころがしんと静かになるような

ふしぎな魅力が、川合さんの作品にはあると感じます。

 

作品の数々は、こちらのページで見ることができます。

 

 

先日、美濃加茂にある

川合さんの工房を見学しに伺いました。

 

天井の高い工房内。

ところ狭しと並べられた

カンナや、電ノコの刃などの道具、

そしてさまざまなサイズの木材。

 

ひとりのアシスタントさんは、

イスの部品を、いくつもいくつも、つくっている

(あたらしくオープンするお店から

まとめて発注を受けたものだそう)。

 

ふだん見慣れない景色、

そしてただよう木の匂いに、

わくわくしました。

 

毎日お店で見ている家具たちの

生まれ故郷を見ることができて、

うれしかったです。

 

さらに、

漆塗りの作品の制作過程をご説明いただいたり、

丸太から削り出してつくったというイスの写真を

見せていただいたり……、

 

自分としては、ただただ、

「おもしろいなあ、すごいなあ」の連続でした。

 

 

聞けば川合さん、

各地から引っ張りだこで、

2016年はすでにもう毎月、

展示会やイベントの参加が決まっているそう。

 

直近だと、5月20日(金)〜25日(水)は

東京・銀座の「日々」で個展をされるそうです。

ほぼ在廊されているとのこと。

近隣の方は、ぜひこの機会に、

作品をご覧になっていただきたいです。

 

また、6月4日(土)〜5日(日)は

岐阜の石徹白にて、

いとしろアウトドアフェスティバル2016で

目の前で伐採される丸太を使って

スツールをつくるワークショップをされます。

(弊社スタッフも1日のみですが参加予定!)

 

 

そしてそして、、、

 

実は9月、「エムエム・ブックス みの」でも

個展を開催させていただく予定!

 

作品の展示がたのしみなのはもちろんですが、

関連イベントも何やら、

おもしろくなりそうなのです。

 

川合さんとともに、森歩きの達人(!)

おふたりと行く、美濃の森歩き!

 

川合さんに教えてもらいながらの、

けっこう本格的、でも初心者でもできる

家具づくり! を行う予定です。

 

詳細は、また追々、

お伝えさせていただきますネ。

 

 

工房で出合った、

ちいさいカンナのかわいさのとりこになった

(我ながらマニアック、、、)、

川口ミリがお届けしました!

 

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