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今日の編集部

新米編集者、修業中☆

 

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こんにちは!

月・木担当の川口ミリです。

 

編集部員といいつつ、

「全然編集のこと書いてないやないかー!」

と、福太郎社長a.k.a.和尚から

ツッコミをいただきました。

そんなわけで、

編集者という仕事に就いて1年半、

まだ「石の上にも3年」とはとてもいえない

新米編集者として、

編集部のことを書いていきたいと思います。

 

 

唐突ですが、

といいましても、

みなさまご存知だと思いますが

エムエム・ブックスは

ちいさいちいさい出版社です。

 

だから必然的に

各自、いろいろな仕事を担当します。

わたしも、編集部員とはいえ

イベント運営やウェブ部門、

ショップスタッフ

(月に1〜2度のレアキャラですが!)

なども担当しています。

 

最近は、

『マーマーマガジン フォーメン』第2号が

絶賛製作まっただ中だったり、

『マーマーマガジン』第22号も

佳境に入りつつあったり、

その先のことも打ち合わせたり、と

編集部の動きが活発になってきました。

 

(まるで、冬から春にかけて

生命の活動がさかんになるのと

比例しているようですネ。

野性的なリズムの会社でございます)

 

と、いうわけで必然的に、

ここ数日は、編集作業の割合が

徐々に増えてきています。

 

 

作業のひとつとして、

インタビューの音源

(わたしが入社する前に録られたものも、

自分でインタビューしたものも

両方あります)を聞いて

文字に書き起こすことをしています。

 

ある程度時間もかかりますし、

そんなに楽な作業ではないのですが、

でも、すごくたのしいんです。

聞いていておもしろくって!

 

特に、聞き手がみれいさんの音源は、

ときに軽快、ときに深遠な会話を耳に、

まるでラジオを聞いているような

わくわくした気分で、書き起こしています。

みれいさんのトークに来られたことの

ある方は、想像できると思いますが☆

 

だからこそ、その次は

このわくわくした気持ちを

読む方のこころにも生じさせたい!

と思って、試行錯誤しながら

原稿にまとめていきます。

 

(自分が聞き手を担当した場合は、

音源を聞いていて、さすがに

「ラジオみたい!」とはまだまだ

思えないのですが……!)

 

(ちなみに、

昨年から一部のラジオ番組にハマっていて、

編集部のある岐阜県出身の小説家・朝井リョウさんと

小説家で歌人の加藤千恵さんの

オールナイトニッポン0や、

オードリーさんのオールナイトニッポンが、

特に好きです)

 

 

いずれにせよ、原稿をまとめる際は

インタビューを受けてくださった方の

貴重なお話のエッセンスを正しく抽出しよう!

という意欲をもって、PCに向かいます。

 

この「エッセンス」というのがまた

曲者で、

時間をかけて探し回って

ようやくつかまえられたと思ったら、

まるで猫のしっぽのように、

小悪魔系女子がするように、

手をするんと抜けていきます。

 

お話のエッセンスに反して

自分の思い込み過多で書いた部分には、

みれい編集長の愛ある赤字が

「ズババババババンッ!」

容赦なく入ります。

 

そして、

ひとしきりウンウンうなったあとに、

自分としては思い入れのある章を

思い切ってぜんぶ削除したら

うまくいった……、

なんてことは日常茶飯事。

 

(記事をまとめるのにも、

記憶のクリーニングが大事なようです!

ポノりがいがあるぜ〜、クゥ〜!)

 

 

歴代の編集者さん、筆者さんが

そのように真摯に考えて

記事をまとめてきたからこそ、

今の『マーマーマガジン』、

そして今のエムエム・ブックスがあるんだなあ、

と、ひしひしと感じています。