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今日の編集部

こんなときこそ、半身浴

20160113

こんにちは!

ウェブショップ「マーマーなブックス アンド ソックス」店長の
やまだともみです。

毎週水曜日を担当しております「今日の編集部」。
今日は、わたしの冷えとりの話をさせていただけたらと思います!

冷えとりをはじめて4年目。
昨年から、靴下やレギンスの枚数が自然と増えてきて、
最近は靴下10枚以上、レギンス2~4枚という毎日です。

冷えとりの考えかたをベースに、
靴や服も選ぶようになりました。

最近、すとんとしたシルエットのゆったりワンピース
(もうどれだけでも、レギンスがはけそうなくらいの服)を買って、
とても気に入っているのですが……

昨日、着ていたこのワンピース、ゆったりしているがゆえ、
ドアにスカートの裾をはさんでしまったのです。

「は!」と思って、すぐにドアを開けて
はさまっている裾をほどいたのですが、
ふと、「いつもだったら、めっちゃおもしろいはずなのに……」
と思いました。

(車にまだ乗っていないのにドアを閉めて足をはさんだり、
自分が通りきる前にドアを閉めて指をはさんだりという、
「次のことを考えすぎてしてしまった、せっかちな行為」は、
わたしの中で笑いのネタでした)

でも、昨日は、とても落ち込んでしまったのです。

そのときはじめて、自分のこころの状態が
あまりよくないことに気がつきました。

どうしてそんな声が聞こえたのか?
ウニヒピリからのメッセージに耳を傾けました。

思いあたる理由はいっぱい!

・祖母が亡くなったさみしさ
・優柔不断な自分を責める気持ち
・しっかりしていない自分を責める気持ち
・ゆえの、家族や周りへの申しわけなさ
・文句や悪口への拒否反応
・自分が自分でいられなくなるような感覚

など……

あれやこれやありすぎて、
モヤモヤしていることに気がついたとき、
自然と「今日は長めに半身浴をしよう」と思いました。

ふだんなら寝ている夜中の時間を利用して、5時間行いました。

お風呂の中では、ひたすら爆睡。
お湯が冷めてきたら、少しぬいて熱めのお湯を足して、と
アナログ追い炊きをして、ずっと浸かりました
(追い炊き機能のない方も、このやりかたで、
長時間半身浴できますよ。おすすめです)。

目が覚めるたびに、もう出ようかと思うのですが、
「まだまだ」とからだがいいます。
そして、ふとした瞬間に「よし、出るか~」という気に
自然となります。
まさに、からだが教えてくれる感じです。

お風呂から出た直後に鏡を見ると、顔がすっきり!
あ~気持ちよかった!と思ったと同時に、
きっと半身浴後の今のわたしなら、
ワンピースの裾がドアにはさまっても、
「ははっ」と笑えるだろうなあと思いました。

半身浴は本当に、本当に、効果絶大です!
ただただ、たんたんと実践するだけで、
からだやこころの毒出しが起こるんですもの!
いろいろないまぜになったわけのわからないモヤモヤを、
しっかり出してくれました。
(実践してみたいけれど、
日常生活とのバランスがあってむずかしいという方、
足湯も同じ効果が得られるそうで、おすすめです!)

悶々としながら寝て迎える朝より、
半身浴してすっきり迎える朝のほうが、いいなあ!

冷えとりは、いつでもそこに立ち戻れる、こころ強い味方です。
感謝しまくり!

ここで、「冷えとり」を聞いたことがあるけど
したことがない、という方に基本の「き」を
ご紹介させていただきますね。

<冷えとり きほんのやりかた>

1 半身浴をする

最低20~30分、37~38℃のお湯にみぞおちまで浸かります。
胸から上、また、腕をお湯から出すのがポイント。
このやり方でやれば、何時間入っていてもよいといわれています。
半身浴ができないときは、足湯もおすすめです。
足湯は、気持ちのよい温度のお湯を、
バケツなどに張って30分以上、浸かります。

(わたしは、半身浴を1日最低1時間、
長いときで7時間ほど浸かっています。
特に、体調がすぐれないとき、食べすぎたとき、
精神的に不安定なときは長めにすることをこころがけています)

2 靴下を重ねばきする

絹の5本指靴下、綿(ウール)の5本指靴下、
絹の先丸靴下、綿の先丸靴下、というふうに重ねて
最低4枚以上を1日中はきます。
排毒力の高い絹を肌にあてて、
吸毒力の強い綿やウールであたたかさを保持。
バケツリレーのように、足裏からの毒素を外に出していきます。

(最近は、ウールを重ねることが多いです。
靴下をたくさんはいたとき、
足元がもこもこにならないように、
Mサイズの靴下とLサイズの靴下を交互にはいて、
靴下のたまるところを分散させるはきかたも好きです)

3 下半身を厚く着る

服装で半身浴状態をつくるべく、下半身をあたためます。
とくにレギンスの重ねばきがおすすめです。
靴下同様、絹、綿(またはウール)と重ねるのがおすすめです。
なお、下半身に比べて、上半身を薄着にするのがポイント。
肌にあたる部分は天然繊維に。
風がよく通るように、ゆったりと、しめつけない服を着ます。

(レギンスを何枚もはくときは、
靴下にサンドイッチしてはくのがおすすめです。
空気を通さずあたたかいし、動いているうちにレギンスが
上にあがってきてしまうことを防げます。
最近は、レッグウォーマーの重ねばきも気に入っています)

4 湯たんぽを使う

寝ているとき、座っているときなどに湯たんぽを利用します。
自然に冷めていく陶器製の湯たんぽがおすすめです。

(仕事をしているときの足元、
夜寝るときの足元に陶器の湯たんぽを使っています。
寝る30分以上前に布団の中に湯たんぽを入れておくと、
ちょうどよくあたたまっていて、
お風呂のあとでも半身浴状態を継続できます)

5 食べすぎない

からだを冷やす原因のひとつが「食べすぎ」です。
食事はひと口30回を目標に、よく噛んで食べます。
からだを冷やす食品(白砂糖や嗜好品など)を控えて、
玄米菜食をできる範囲で取り入れます。
よく感謝して食べることも大切です。

(冷えとりを続けているうちに、だんだん、
自分が今食べたいものをからだが教えてくれるように
なった気がします。感謝の気持ちを忘れず、
たくさん噛むことをこころがけています)

6 自分本位の考え方をやめる

自分本位の考え方をしていると頭に血がのぼり、
からだにもこころにも「冷え」をもたらします。
傲慢、強欲、利己、冷酷の4つの我執=こころの毒(冷え)は、
対応する内臓を悪くし、からだを冷やす原因に。

(課題がいっぱいの、こころの冷えの話!
少しずつ、気づき、受け入れて、また課題が現れて、
気づかされて、受け入れて……と、らせん階段を昇るように
一歩一歩、楽になっていっている気がします)

※( )内は、わたしのことばです。

(マーマーなブックス アンド ソックスのサイト「mmbsとは?」より抜粋)

くわしくは、ぜひ、下記にご紹介の進藤義晴先生のご著書や、
別冊マーマーマガジンをご覧くださいませ。

☆ご紹介の本

・『新版 万病を治す冷えとり健康法
(進藤義晴=著、農文協=刊)

・『医者知らず「冷えとり」で完全健康人生
(進藤義晴=著、海竜社=刊)

・『ナチュリラ別冊 冷えとりガールのスタイルブック
(主婦と生活社=刊)

・『別冊マーマーマガジンbody&soul2
 冷えとりとファッション

(エムエム・ブックス=刊)

・『別冊マーマーマガジンbody&soul3
 冷えとりと女性のからだ

(エムエム・ブックス=刊)

(やまだ)