murmurbooks

今日の編集部

0202|あたらしいメディア
毎週だいたい金曜日更新

 

みなさん、こんにちは!

 

もう2月も2日……

ちょ、ちょっと!

こないだ、1月になったばかりじゃなかったっけ……

というくらいドがつくほどのときの速さに追いつけず、

茫然自失としている

美濃マーマーマガジン和室畳スタジオ隣の

編集部からお届けしています。

 

いやあ、声のメルマガ

たいへんなもりあがりようで!

聴いてくださっているみなさま

ありがとうございます!

 

また、ご興味のあるかたは、

ご試聴もいただけますので、

ぜひ聴いてみてくださいませね。

なんだか、もりあがっています。

 

もう20年以上

編集者で、

雑誌をつくったり、本をつくったり、

また書いたりなどしてきたのですけれど、

ある時期からウェブの編集なども手掛けるようになって、

本当にメディアや表現の変遷が激しく!

もちろん、それぞれのたのしさを味わっているのですが!

 

ここへ来て、「声だな」という気分に、

とてもなりました。

 

いちばんはじめに意識したのは、

映画『カンタ!ティモール』の監督

広田奈津子さんをインタビューさせていただいたときのこと。

 

「大切なことは口伝で伝えられる」というのを聴いて、

「口伝メディア」が実は最強では、

と当時から思っていました。

ああ、すてきだなあと思っていることは

いつか叶うものなのですね。

(叶うから、思うのか。あはは)

 

と!

編集部では、

ウェブショップについては

2月3日(土)からスタート、

エムエム・ブックスみのについては

2月9日(金)からスタートする

セールの準備でおおわらわ!

 

また、2月16日には、

新刊『きんいろのアファメーション帖』(エムエム・ブックス=刊)が

発売となりますし!

(mmbsでは、12日より先行発売の予定です!)

 

(くわしくはリレーエッセイでもご紹介がはじまっています!

ぜひチェックしてくださいね)

 

なんというか、もう、春のムードで

いっぱいです!

 

わたしはといえば……

春に発売となる

『うつくしい自分になる本』(筑摩書房)の

最終ゲラチェックに追われる日々なのですが……

 

なんと……

 

某雑誌の原稿依頼を

完全に!!

締めきりを(1週間も)

すっぽかしてたことに!!

先ほど気がつきました!!!(がびーん)

 

(生まれてはじめて

原稿落とすかと思ったよ……)

 

編集の方がやさしいかたで、

ことなきをえそうですけれど、

いやあ、びっくりしたワン!

 

でも、まあ、こんなでも

生きていけるのが世のなかですねえ。

 

いや、なんか、もう、本当に、

世の中がぎすぎすぎすぎす

不寛容社会になっていて、

「アンタのここがだめ」

「あそこがだめ」と

責めまくり社会になってるみたいですけれど、

「いいかげん」っていうのもとりいれないと

自分の首しめますですわよね〜(エプロンで手を拭きながら)。

 

編集部には、猫さんがいて、

最近、あかちゃんの犬さんが仲間となったのですが、

こう、動物たちと過ごしていると、

ただただぼうっと、空を眺めるみたいな時間が生まれて、

なんでもない、空白の時間とか、

なんでもない余裕の時間とか、

本当にそういうことが、

「なんでもなくない」のかなと思ったりします。

 

他人に厳しいということは

自分にも厳しいということで、

みんなが、究極のところ、

自分を責めているのかもしれませんが……

 

あるひとつの方向からしか

ものごとが見えなくなっている人が多いというのが

どういうことなのか

もう、ずっとずっと考えていますけれど、

まあ、不寛容ということもそうだし、

知性が足りなくなっているということもだし、

編集者的にいうと、

社会全体の、国語力の著しい低下を感じます。

 

こういったブログを書いていても、

表面しか読まない人もいらっしゃいますしね。

もっと、本質のところを見る力、

多角的に思考する力、

有機的なもののとらえかたが

本当になくなっているきがする。

 

わたしは、それは、

自然不足していることとおおいに関係があると思っているのですが、

みなさんはどう思われますでしょうか。

 

食べもの??!!

 

ケムトレイル?!?!

 

時代のながれ?!?!

 

いったい何なんでしょうか???

 

声のメルマガで小説を読む、読まないという話になりましたが、

小説やお話を

(特に小さい頃に)

読んでいないということとも関係があるでしょうか、どうでしょうか。

 

今、わたしの興味関心は、

本当に、そこです。

どうして、ひとつの方向からしか

ものごとをとらえられない人がこんなにも増えたように見えるのか。

(本当は、2、3人だったりしてね。なーんて!)

 

相手の事情や、

ものごとの裏側や、

本心や、謎めいた部分や、

そういったことへのシンパシーが

急激になくなってる……。

 

 

1、10000、100000、おしまい、みたいな。

 

 

さて、そんな社会とバランスするためにも

自分自身が

本当にまあ、すこやかに過ごしていることが

これまで以上に大事だなあと

感じます。

 

自分自身でいるってことが大事になってきてるというか……。

 

今週配信の声のメルマガで、

12月に美濃で行われたあるトークショーをお届けしたのですけれど、

そのトークショーでも、

本当に、自分の本来の姿で生きることが

今後いかに必要かという話になりました。

 

来週から配信のメルマガでも

結局同じ話をしている気がします。

 

この社会情勢、世界のことをチャンスと捉えて、

自分自身に戻り、

本当に、「やらねば」ではなくて「やりたい」

ということだけをシンプルにやって、

誰と比べるでもなく、

自分らしい豊かさを体現する、

もう、これをつきつめるしかないのかな、と。

いや、そのチャンスが到来しているのかな、と思います。

 

美濃での暮らしは、クリエイティブです。

東京にいるときよりも。

呼吸が深くなり、余裕があり、

もっと前よりも多角的にものごとをとらえられるように

なったきがします。

前よりも、(当社比ですが、あくまで)

おおらかになれたかな。

その自分がここちよいです。

 

社会が激動しているいまこそ、

軸を他人や社会にもっていかずに、

自分自身にもつ、

自分というテーマを相手に預けず

(これ、次に配信の西洋占星術のふぇみにゃんさんの話に登場します)

自分のテーマは自分でやるってことでしょうか。

 

自分という車のハンドルくらい

自分がにぎるってことですね。

もう、その時が、待ったなしで

訪れている感じがします。

 

 

声のメルマガというメディアを立ち上げた理由は

あちこちでお話していますが、

ひとつには、自分のためです。

 

自分のたのしいことを

なんだろうな、

もう少し密にみなさんとシェアしたくなったし、

そのシェアしていることが、

(詳しい番組の内容とかも大事ですが)

なんだろ、時間を共有することが、

自分にとっても力になりそうだな、

ひょっとしたらそのことがまた

みなさんのお力にもなったらうれしいな、という思いからでした。

 

 

メディアっていうのは、

そのうちに、

読んだり聴いたりするものではなく、

たとえば、触ったら、ぶわわわわわっと

感覚で、テレパシーで情報が受け取れるものになるように

想像していますが、

まあそういうものができるころには、

わたしは、肉体がもうなさそうですので、

あちらの世界から「ふむー」と観察していたいと思いますが、

でも、まあ、おもしろそうなことは

これからもトライしていきたいなと思っています!

 

そうそう、春にエムエム・ブックスから

松岡一哲くんの写真集をはじめて出すんですけれど、

写真にまつわるジンをつくってみたいなと

先ほども妄想していました。

 

写真やカメラのことって、

知っているようで知らないと思いませんか?

(編集者という仕事をしていながら

わたしがそうでした……)

 

なんか、おもしろいこと、

今年もあれこれやっていきますね!

 

みなさんも

どうぞ、たのしんでくださいませね〜♪

 

 

週末は、すっぽかしていた原稿を書いたり(きゃあー)、

立春を、なんだろう、おっとりと

味わおうかなって思っています。

 

2月は、自然と旧暦にあったのか、

新年会がめじろおしです!

 

 

では

 

服部みれい、ど、え、した!

 

 

チャオ詩