murmurbooks

今日の編集部

存在する|今注目3つ|わたしらしく働く!

R0057750

 

“本当のパワーは何かを生み出すことからやってきます。

何かを破壊することからは生まれません。

ですから、何かを壊すほうが、何かを建設するよりも楽なのです。

 

本当のパワーには敏感さと繊細なタッチが必要です。

いわゆる神、あるいは無限の創造主と呼ばれる

もっとも偉大なパワーは、最高に軽いタッチをもっています。

みなさんは日々の生活の中でその存在を感じることができます。

 

創造のすることはただひとつ。

 

「存在する」ということだけです。

 

これはとてもパワフルです。

何も行動する必要はありません。

 

「人生を自分の思い通りにするために、最大限のことを

しなければならない」

そう信じている人々は、自分にはパワーがないと思っているのです。

「自分の視点をほかの人に強制しなければいけない」

そう思っているとしたら、

自分の視点にはそもそもパワーがあるのだということを

信じることができていないことになります。

このような人々は、創造から分離しているので、

そのことが理解できないのです”

 

『バシャール 7』(ダリル・アンカ、バシャール=著 ヴォイス=刊)より抜粋

 

 

みなさん、こんにちは!

おかわりありませんか?

 

いろいろな報道がありますが、

ほんとうに、鵜呑みにせず、

「その裏にはどういったことが隠されているのかな」と

クールな視点で観る必要があるなと

最近とくに思っています。

やたらと疑心暗鬼になるのでもなくて、ネ。

 

子ども向けの雑誌づくりのワークショップを

かつてよく行っていた時期があったのですが、

子どもたち、自分たちでメディアをつくると

リテラシーが本当に高まるんですよね。

 

「あれは、広告ページだ」とかね。

つり革広告見ても「あれは、こういう意味が裏にあるはず」とか。

すぐに気づくようになる。

 

そういう力がますます必要だし、

あと、なんか、いろいろなものが

わかりやすく露出しすぎていて、

「ぷぷ」って感じもなくはないです。

まあ、隠し通せないですよね。

本当にそういう時代がやってきているんだなあと

いろいろな報道を見て感じています。

見えない力がコントロールしきれるような

世の中じゃなくなってきた、

ということかもしれません。

 

 

さて!(きをとりなおして)

 

今日は、最近

おもしろいナーとかおもしろかったナーと思っているものを

3つご紹介しますよ〜☆

 

 

まずひとつめ

 

じゃじゃん!

 

ドラマ『重版出来』(じゅうはんしゅったい)

http://www.tbs.co.jp/muryou-douga/juhan-shuttai/002.html

(本日夜21時59分まで第2話を観ることができます)

 

 

ドラマ見るなんて、いつぶりかしら

という感じですが、

なかなかどうして、熱中してみています。

 

山田太一ドラマで育った世代としては
(りんごを投げるあのドラマネ)

最近のドラマってすんごくわかりやすいんだなーと

びっくりする感じもあるんですが、

出版の世界のドラマということもあり、

たのしんでみてます。

 

いやー、

第2話なんて、ほとんど目に涙ためて

タンポポ鉄道の書店営業の棚の展開のところなんて

(漫画で読んでいたにもかかわらず)

号泣した(爆)。

 

黒沢心を演じる黒木華ちゃんが

めちゃめちゃポジティブガールなんだけれど

演技がうますぎて、ぜんぜんいやみじゃないし、(すごくかわいい、、、)

編集長役の松重豊さんも、「いるいる!」って感じだし、

心ちゃんの隣にすわってる荒川良々さんも「いる!!」って感じだし、

たんぽぽ鉄道の作者さんも、担当さんも「いるいるいる!!」って感じ、

第2話の書店員さん役の中江有里さんも

あまりにハマっててのけぞりました!!!

 

オダギリジョーさんは……

あんなかっこいい編集者、いるかなーって

感じですけれど(でもすごいいい役)

でも、小泉純役の坂口健太郎くんは、「いる!」って感じ。

う、まーい!!!

 

いやー、原作もいいんですけれど

本当にしっかり取材してあって

キャスティングもいいし、

ドラマとして一気に観る感じがあって、

(まあ同業者だからかもしれませんが)

とにかく、おいおい泣きながら観てます。

 

すごく元気が出るドラマですよ〜♪

 

作中漫画の『タンポポ鉄道』読みたいねーって

みんなで話してます!(単純!)

 

もし気が向いたら

ぜひ観てみてくださいね〜♪

 

 

次!

 

その2!

 

先日安曇野に行って来たんですが、

そこの道の駅で!

福太郎さんが出合ったのがこの本!

 

じゃん!

 

R0057847

 

『山登りねこ、ミケ 60の山頂に立ったオスの三毛猫』

(岡田裕=著 日本機関紙センター=刊)

 

 

こ、れ、が!!!!!!!

やばかったんです!!!!!

 

もう一気読み(泣)。

 

 

R0057848

 

 

本の中身、もっと写真撮ろうと思ったのですが

うまくいかなかったので動画をはりつけますね。

 

山登りする猫

https://www.youtube.com/watch?v=3fvRfr1R9_M

 

この本の写真が本当にやばいんです!!!

どこかで見つけたら読んでみてくださいね。

岡田さんの文章もほのぼのしていて泣けます。

 

あと、この著者の岡田さんは、歌もとってもうまくて

のど自慢大会に出られた動画もあがってて

 

のど自慢|柳ケ瀬ブルースを歌う岡田裕さん|思わず泣いてしまう美川憲一さん

 

 

 

が、最高なんです!!

 

 

このミケという猫も、

人間というか、神様というか、

すごい存在だなあと思うのですが、

岡田さんもなにか、尊いなにかがあるんですね。

 

ミケちゃんは残念ながら他界してしまったそうですが、

すばらしい本に出合えてよかったです!

岡田裕さん(お会いしたことないけれど)

すてきな本をありがとうございました!!!

 

次!

 

いよいよ3つめです。

 

たまたまネットサーフィンしてて

見つけた話なんですが……

 

二億円だましとられた話

http://www.runru.info/sub13.htm/sub13.htm

 

これが本当にすてきでした。

 

人生にはヒール役(悪人)として現れる人も

登場しますよね(みなさんの人生にもいるかな?)。

 

でも、みんな、意味があるんですよね。

 

悪魔も天使だし、

天使も天使なんですね。

 

何がいいとか悪いとか

ホント、わかんないなって思います。

 

すぐにジャッジして決めつけないことですよね。

 

本当に最近つくづくそう思っています!

 

 

 

さて!

長ブログついでに(昔なつかしいですね、この感じ/でももう終わりです)……

 

 

このブログを読んでくださっているみなさんに

おねがいごとがあります。

もしできたら、なのですが、

みなさんの

力をお借りしたいことがあるのです。

 

わたくしごとなのですが……。

 

今週木曜日(4/28)に、

新刊『わたしらしく働く!』(マガジンハウス=刊)が

いよいよ発売になります。

 

この本は、わたしの新人時代から

マーマーマガジンの創刊物語、出版社立ち上げ物語、

そうして地方移住に至るまで、

また、仕事の知恵についてもエッセイを24本のせた

本なのですが!

 

苦労話? その自慢? なになに?

20年くらいのキャリアで何をいう?

というむきもあるかもしれません。

 

いろいろ、大変だったころのこと、

貧乏の話、うまくいかなかったときのこと、

たくさん出てくるんです。

でも、苦労したとか、大変だったとか、うまくいったとかなんとか、

そういうのって「喉元過ぎれば」で

もう忘れちゃうんです。もう終ったことで、

それがどうということはないんです。

 

そういうことではなくて、

仕事ということでいえば、

こういうオルタナティブなやりかた、

自分らしくやる、という方法があるということを

若い人たちや迷っている人に伝えられたらなという

思いがありました。

(すごい編集者さん、すごい仕事人がたくさんおられるなか

本を書かせていただいたのにはそういう理由があります)

 

また、みんなが、本当に無理することをやめて、

自分がやりたいことをしはじめたら、

もちろん世の中は混乱するかもしれないけれど

最終的にはおさまるところにおさまるのでは、と思っているんです。

 

だって、こんなに一生懸命みんなが、有能な人たちが働いて、

でも、自然環境は破壊されるばかりだし、

人々の心身は病むばかりだし、

いじめはなくならない、貧困は加速する……

どうなんですか??という気持ちがあります。

 

本当にしあわせなの?って思うんです。

誰もが、自然もふくめて幸福になるためには、

自分自身といういのちを軸にして働くことが

突破口になるのではないかと思っています。

お金は大切だけれど

お金に負けないで、

自分にも負けないで働く。生きる。

それが、

あたらしい時代を拓くのかな、、なんて思ったりしています。

 

 

 

また、

ここからが

このブログの読者さんにとくに伝えたいことなのですが、

実は、この本、「仕事」という話題を通して、

裏テーマじゃないけれど、

マーマーマガジン的な世界観……

オーガニックの世界のこととか、

サステナブルな、自然や人にやさしい暮らし方のことであるとか、

そういったことの紹介にも、ひっそり、なっているんです。

 

今回、マガジンハウスさんが、

どどどんと、たくさん刷ってくださって、

今までよりも、たくさんのかたが

(これまでわたしのことをしらないかたや

マーマーマガジンを読んだことないかたがたが)

手にとってくださる確率が高くなるのかなと思っています。

 

自然に起こることを自然のままに

と思っていますが、

もしも手にとって読んで、こころにひっかかることがあったら、

このブログの読者のみなさまに、

いつもそうしてくださっていると思うのですが、

いつもよりちょっぴりたくさん、

まわりの必要なかたに、伝えていただいたり、

お知らせしてくださるとうれしいなと思っています。

 

 

 

マーマーマガジンを今まで以上に

(たとえば、5万部に10万部に)という

気持ちは、まったくありません。

(そのことも、この本のなかに書きました)

 

ただ、

こういう世界観があるんだ、という紹介は、

たくさんの方々にできたらと思っています。

(選択するのは、ご自身で、という感じです)

 

もちろん、マーマーマガジンで

紹介しているような世界観を観ても

「ふーん、別に」という方もおられると思います。

「興味ない」という方もいると思う。

ぜんぜんそれもいいんです。

 

でも、中には必要だけれど

届いていないかたもいるのかな、と思っているんです。

必要だけれど届いていないかた、に届けるタイミングがきた、

という感じがしています。

 

 

 

 

 

長くなりました。

 

 

『わたしらしく働く!』も

重版出来!と

手拍子できるように、

みなさんの力を貸してください。

 

もちろん、手にとって観ていただいて

よかったら、の話です。

おもしろいと思わなかったら、

白目にして、棚に本を戻してくださいませね。

あたりまえのことだけれど。

 

そうそう、

前書きに、この本でいいたいことを

ぎゅっとまとめてあります。

「平屋的仕事があたらしい」というまえがきです。

ここを立ち読みしていただくといいのかなと思います。

 

この本をすてきにデザインしてくださった

アルビレオのみなさん、

写真を撮影してくれた

松岡一哲くん、

そして、情熱的に編集をしてくださった

広瀬桂子さん、

マガジンハウスの関係者のみなさまに

こころから

御礼をもうしあげます。

 

 

 

R0057840

 

好きだらけになったらいいなーって思ってます。

それをつくるのは

本当に自分自身だと思う!

 

 

 

ではでは

どうぞどうぞ

すてきな春の日をおすごしください。

 

 

地震、その被害について

お祈りを続けています。

 

 

愛を送ります!

 

 

服部みれいでした。

 

 

 

 

チャオはあたらしい時代に入った!